平岡小学校で児童の皆さん対象に認知症サポート講習会を実施しました 「認知症になっても住みやすい平岡地区」を目指して

認知症サポート講習会の様子です=平岡小学校

 平岡地区町内会連合会は11月6日(木)、平岡小学校児童を対象にした認知症サポート講習会を同校で開催しました。

 平岡地区の高齢化率は32.3%に達し、地区内には650人ほどの認知症の方がいると推定されています。

 そこで、平岡町連は令和6年度から「認知症になっても住みやすい平岡地区」を目指して、地域を挙げて認知症対策に取り組んでいます。

 今年8月、平岡樹芸センターで開催したENJOY平岡夏祭りでも子供向けに認知症クイズを行い、子供たちに認知症への関心を高める催しを行いました。

児童にもわかりやすいお話でした

 そして、地区内の小学生にもっと認知症のことを知ってもらおうと、この日、平岡小学校の4年生と5年生を対象の講習会を開催しました。

 講師は清田区第1地域包括支援センターのスタッフが務め、児童向けに易しく認知症の特徴や認知症の高齢者への接し方などを説明しました。児童たちは熱心に話を聞き、理解が深まった様子でした。

挨拶する中川町連会長

 平岡町連は、今後、平岡南小学校と平岡中央小学校でも同様の講習会を開催する予定です。

 認知症は、周囲が寄り添うことで進行が妨げられると言われています。

 平岡町連は12月4日(木)13時30分~15時まで、平岡地区会館(平岡7条3丁目)で清田区第1地域包括支援センターとともに認知症カフェを開催します。

 認知症の方を介護する家族らが集い、介護の悩みや不安を話し合い、気分転換の機会にしたいと考えています。