平岡樹芸センター(札幌市清田区平岡4条3丁目、愛称:みどりーむ)の木々が紅葉の季節を迎えています。秋色に染まった園内には多くの人が散策に訪れ、秋のたたずまいを静かに楽しんでいます。

 平岡樹芸センターは、平岡の住宅街にある緑のオアシスのような庭園です。約3000本のイチイが植栽されているほか、モミジ類はヤマモミジ、ノムラモミジ、シダレモミジなど8種類700~800本が植えられています。
 10月24日(木)、樹芸センターに行ってきました。ヤマモミジは真っ赤に染まって見ごろになっていました。日本庭園も周囲の木々が赤や黄色に染まり、しっとりとした美しさを見せてくれています。
 人気の高いノムラモミジの並木道は、樹芸センターの中央に長さ150~200メートルにわたってあります。並木道の中ほどは既に鮮やかな赤色に染まりだしていますが、全体が真っ赤に燃えるのは、おそらく11月上旬ごろになりそうです。
 ノムラモミジの紅葉トンネルは、札幌の紅葉スポットとして大変な人気です。
 24日は、平岡樹芸センターの公園ボランティア「環境サポーターズ・三次郎の会」の皆さんが、園内でガイドを行っていました。いつもガイドを行っているわけではありませんが、運が良ければ、三次郎の会の皆さんのガイドを受けられるかもしれません。

園内をガイドする環境サポーターズ・三次郎の会の会員

 平岡樹芸センターは、今年は11月10日(日)まで開園します。その後は来春まで冬期休園になります。
 11月10日(日)までは、休みなしで開園します。開園時間は8時45分~17時15分。臨時駐車場が近くに設けてあります。バスは、地下鉄東西線「大谷地」「新さっぽろ」から乗車し「平岡4条2丁目」下車です。

 問い合わせは、平岡樹芸センター(TEL 011-883-2891)へ。

「ひろまある清田」より転載