平岡樹芸センター(札幌市清田区平岡4条3丁目)で9月10日(土)、第12回「ひらおか庭園コンサート」が3年ぶりに開催されました。大勢の人が来場し、秋の青空の下、緑に包まれた庭園での野外コンサートを楽しみました。
ひらおか庭園コンサートは、平岡樹芸センターのボランティアグループ・環境サポーターズ「三次郎の会」と札幌市公園緑化協会の主催で、毎年、秋に開催しています。2020年と2021年はコロナで中止になり、今年は3年ぶりの開催でした。
コロナがまだまん延していることから、合唱は取りやめ、出演は平岡中央中学校吹奏楽部、清田高校吹奏楽局、陸上自衛隊第11音楽隊(真駒内駐屯地)の3団体に絞りました。
はじめに登場したのは、平岡中央中学校吹奏楽部。「全力少年」「マツケンサンバⅡ」などの曲を元気いっぱい演奏しました。
次に登場したのは、清田高校吹奏楽局。軽快で乗りのいいジャズを次々と演奏し、会場を沸かせました。指揮を執る先生を含めて部員みんなが明るく楽しそうに演奏する姿に、会場の人たちも楽しい気分になりました。
最後は、陸上自衛隊第11音楽隊の登場です。女性隊長の指揮で、様々なジャンルの曲を演奏。颯爽と指揮を執る女性隊長がカッコよかったです。
昭和50年代の日本レコード大賞受賞曲4曲のメドレー演奏は、年配の観客には懐かしく、思わず聴き入った人も多かったのではないでしょうか。
都はるみさん「北の宿から」(昭和51年)、細川たかしさん「北酒場」(昭和57年)、寺尾聰さん「ルビーの指輪」(昭和56年)、沢田研二さん「勝手にしやがれ」(昭和52年)。吹奏楽で聴く昭和歌謡、良かったです。
秋晴れに恵まれ、会場はとても多くの人でいっぱいになりました。日差しが暑かったこともあり、木陰で遠巻きに聴き入る人も多くいました。1曲終わるごとに、皆さん、温かい拍手を送っていました。
秋の平岡樹芸センターは紅葉が名物です。毎年、多くの人が見物に訪れます。10月下旬から11月上旬にかけて見頃になります。