平岡地区町内会連合会は5月10日(金)、平岡地区の町内会長と町内会副会長を対象に認知症サポーター養成講座を開催しました。
平岡地区は今年4月1日現在の高齢化率(65歳以上の高齢者の割合)が32.3%に達し(*)、認知症の方も増えています。
そこで、平岡町連は今年を「認知症サポート元年」と位置付け、「認知症になっても安心して暮らせる優しい平岡地区」を作っていこうと取り組みを始めました。
その第1弾が今回の認知症サポーター養成講座です。清田区保健福祉部、清田区第一地域包括支援センター、清田区介護予防センター北野・平岡、清田区社会福祉協議会の後援で開催しました。
中川昇町連会長の挨拶に続いて、地域包括支援センターのスタッフが講師になり、認知症について以下の内容を解説しました。
1 認知症とはどのような病気・症状か
2 認知症当事者の気持ち、その家族の気持ちは?
3 認知症サポーターとは? その心得は?
4 我がこととして認知症を考える
講話の後は、グループごとに討論して、さら認知症について理解を深めました。
今回の認知症サポーター養成講座を受講した方は、「認知症サポーター」になります。認知症サポーターは、認知症について学び、正しい知識を持って身近にいる認知症の方や家族をそっと見守り、支える応援者です。
札幌市の認知症サポーターの数は2023年9月末時点で14万6563人。人口に対するサポーター割合は7.4%となっています。
(*)清田区各地区の高齢化率
(2024年4月、カッコ内は2019年4月)
北野 33.0%(32.2%)
平岡 32.3%(28.2%)
清田 32.2%(29.2%)
清田中央 32.0%(29.2%)
里塚・美しが丘 31.2%(24.8%)