平岡樹芸センター(平岡4条3丁目)のモミジ並木が赤く紅葉して見頃になってきました。10月29日(火)も朝から多くの人が訪れ、しっとりと落ち着いた園内で秋の風情を楽しんでいました。
平岡樹芸センターは、ヤマモミジ、ノムラモミジ、シダレモミジなど8種類700~800本のモミジ類が植栽されており、とりわけ入り口付近から園内奥まで続くノムラモミジの並木の紅葉は見事です。
例年、10月下旬から11月初めが紅葉のシーズンですが、今年はモミジ並木が鮮やかな赤色になっているのは10月29日現在、まだ真ん中付近だけのようです。この付近で赤みを増した紅葉が堪能できました。写真を撮っている人が大勢いました。
モミジ並木の手前側と奥側は、まだくすんだ赤茶色の葉のままです。夏の気温が高かった影響でしょうか、紅葉は例年より遅いようです。
なかには、この赤茶色の葉を紅葉と間違える人もいますが、平岡樹芸センターのモミジは春先から葉はくすんだ赤色です。これが、10月末から11月初めにかけて、鮮やかな赤に変わります。これが平岡樹芸センターの紅葉です。
それでも、園内はモミジの紅葉を見ようと多くの人が訪れていました。モミジ並木以外でも、園内は木々が美しく色づき、常緑樹の緑と相まって見事な景色となっています。
また、近年は中国人やタイ人など外国人の観光客も多く、平岡樹芸センターはすっかり国際的な観光地になってきました。地域住民にも親しまれていますが、今や平岡にある誇るべき観光スポットです。
平岡樹芸センターは11月4日(月)まで開園しています。11月5日から来年4月28日までは冬季休園になります。