令和6年2月27日(火曜日)に清田区役所にて、令和5年度清田区防犯講習会が開催されました。平岡地区からは町内会連合会の各部長、副部長の皆さんが参加されています。
講師に北海道札幌方面豊平警察署生活安全課の柳瀬係長をお招きし「清田区の犯罪の傾向と日常の防犯や通学児童を見守る際の地域の取り組みの注意点について」のご講演をいただきました。
講演では、清田区では年間約340件の刑法犯があり、うち最多は約220件の窃盗、次いで暴行・傷害、器物損壊と続くとのことでした。日常の対策として、自転車には2つ以上の鍵をかけること、車両内に荷物を置かないこと、また、防犯カメラやセンサーライトの設置なども有効であるとのお話がありました。
地域として防犯力を示すことも重要で、青色パトロールについては担い手の減少が課題の地域もあるとのことでした。札幌市でも推進している「ながら見守り」は地域の防犯力の向上に有効で、子どもの登下校の時間帯に合わせて行動するなど工夫していただけるとさらに効果的とのお話もありました。
実際には、地縁関係の薄くなった時代ならではの地域での声掛けのしづらさなどの課題もあるようです。個人で出来ること、地域で出来ることを合わせて、地域の防犯力を向上させたいところです。
平岡まちづくりセンターより転載