平岡地区町内会連合会副会長で平岡団地自治会長の大藤繁さんが令和6年度クリーンさっぽろ衛生推進功労者表彰を受賞しました。長年、地域の公園の草刈りやごみ拾いなどを率先して続けてきていることに対する表彰です。

表彰状を授与される大藤さん

 表彰式は11月30日、カナモトホール(札幌市民ホール)で行われ、大藤さんはクリーンさっぽろ衛生推進連絡協議会の片倉武吉会長から表彰状が授与されました。

大藤繁さん

 大藤さんは仕事(建築技師)が一段落した2016年、平岡団地自治会の副会長になり、地域の環境美化活動に乗り出しました。その後、平岡団地自治会長(2017年~)、平岡町連環境衛生部長(2021年~)、平岡町連副会長(2023年~)を務めながら一貫して、地域の環境美化に取り組んできました。

クリーンさっぽろ表彰式

 平岡団地自治会のエリアには、平岡青空公園(平岡4条3丁目)と平岡金星公園(平岡4条1丁)の2つの公園があります。大藤さんはこの2つの公園でそれぞれ年5回、草刈り機を使って一人で草刈りしています。

 この2つの公園では、平岡団地自治会としてそれぞれ年18回(4月~11月)、ごみ拾いなどの清掃活動を続けています。清掃は輪番制の班単位で行っていますが、毎回、大藤さんも出て作業を見守っています。

いつもきれいな平岡青空公園

 また、自治会内には不在宅地が1か所ありますが、ここの草刈りも年1回、草刈り機できれいにしています。

 このほか、地域に10か所あるごみステーションで毎年、正月明けにごみが散乱しないよう見回りを行っています。

 大藤さんは、「若い子育て世代の方は、公園清掃に子供連れで参加してくれたり、あるいは清掃活動が終わった後、しばらく井戸端会議をしたりしています」といい、環境美化活動が地域のつながりづくりに一役買っているようです。

 また、公園で草刈りをしていると、「ありがとう」と声をかけてくれたり、きれいになった公園で親子が遊んでいるのを見ると、「草刈りして良かったなと」思ったりするそうです。